文書プレビューモードでの署名

最良の結果を得るために、文書に署名するときは文書プレビューモードを使用します。この機能は、文書の外観を変更する可能性がある文書の内容を分析し、それを抑制し、静的で保護された状態で文書を表示および署名できるようにします。

文書プレビューモードで PDF を表示すると、文書のメッセージバーから、PDF が PDF/SigQ Level A および Level B 仕様に準拠しているかどうかがわかります。Level A は、文書の外観を変更するダイナミックコンテンツが文書に含まれていないことを示します。Level B は、署名中に抑制されるダイナミックコンテンツが文書に含まれていないことを示します。文書が Level A または B に準拠していない場合は、文書への署名を中止し、この問題について文書の作成者に連絡してください。

署名ワークフロー以外でも文書プレビューモードを使用して、文書の整合性をチェックすることができます。

文書プレビューモードでの PDF への署名

  1. 編集/環境設定(Windows/UNIX)、または Reader/環境設定(Macintosh)を選択し、左側で「セキュリティ」をクリックします。
  2. 「署名時に文書を文書プレビューモードで表示する」を選択し、「OK」をクリックします。
  3. PDF 内で、署名フィールドをクリックするか、タスクツールバーの署名ボタンをクリックし、「文書に署名」または「この文書に署名」を選択します。

    文書のメッセージバーに、準拠の状態とオプションが表示されます。

  4. (オプション)文書メッセージバーの「レポートの表示」をクリックし(使用可能な場合)、一覧内の各項目を選択して詳細を表示します。詳細を確認したら、PDF/SigQ 準拠レポートダイアログボックスを閉じます。
  5. 準拠の状態が十分になったら、文書メッセージバーの「文書に署名」をクリックし、電子署名を追加します。
  6. 元のファイルとは別のファイル名で PDF を保存し、他の変更を行わずに文書を閉じます。2 回目に文書を保存する場合は、署名パネルの「署名バージョンを使用」オプションを使用して署名が検証される必要があります (署名済み文書の以前のバージョンを表示するを参照してください)。

文書プレビューモードでの PDF の表示

  1. 文書/署名/文書プレビューを選択します。
  2. 文書メッセージバーの「レポートの表示」をクリックし(使用可能な場合)、一覧内の各項目を選択して詳細を表示します。終了したら、「閉じる」をクリックし、「終了」をクリックします。